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そのときは彼によろしく そのときは彼によろしく
市川 拓司 (2007/04/06)
小学館

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2007年夏公開の映画化原作。待望の文庫版! とある地方都市で小さな水草ショップを営むぼくのもとに、ある夜ひとりの美しい女性が現れる。店のドアに貼ってあった求人チラシを手にして……“アルバイト募集 年齢性別不問。水辺の生き物を愛する方ならどなたでも”。この出会いが、奇跡の始まりだった。著者の愛する映画『ノッティングヒルの恋人』へのオマージュで始まるファンタジックな青春ラブストーリー。'07年6月の映画公開に向け、著者初の、そして待望の長編文庫化!

 良い意味で小説的な出来事や思い出が描かれている小説。 オーソドックスな恋愛小説かと思いきや・・・。後半のファンタジーな展開に少しついていけなかったところがありました。この展開、映画ではどうなっているのか気になります。
しかし凝った言い回しが散りばめられていてなかなか興味深い。速度0とか遠いカルパチア号とか、センスいいです。
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浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話 浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話
鯨 統一郎 (2007/05/19)
光文社

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 浦島太郎、一寸法師、桃太郎といった日本昔話の真相を解明すると、殺人事件の謎が解き明かされる。前作「九つの殺人メルヘン」に続く御伽噺ミステリー。
 御伽噺の謎を解いていくと、自然と事件が解決してしまった。事件の鍵は御伽噺の中にあった、という趣向の短編集。いろいろな昔話の解釈がありますが、表題にもなっている浦島太郎と花咲爺の解釈は読みごたえがありました。それよりもなによりも、凄いのは主人公たち「ヤクドシトリオ」の雑談。展開としては「雑談」→「そういえばこんな事件が~」→「御伽噺の解釈+解決」というパターンなのですが、この「雑談」が1編の半分くらいを占めており、その話題の豊富なこと。昔(70年代くらい?)のアイドル、漫画、映画、テレビ、音楽、プロレス、相撲、野球と、まさに居酒屋でのオジサンたちの会話。うわ~まったくついていけんという人と、思わずニンマリしてしまう人とに分かれそうです。ちなみに私はさっぱりほとんどわかりませんでした。むわー。
刺青(タトゥー)白書 刺青(タトゥー)白書
樋口 有介 (2007/02/21)
東京創元社

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 登場人物の超然としたセリフ回しと諦めにも似た世界観がたまらない樋口有介の「柚木草平シリーズ」4作目・・・かな?
 主人公は、過去の同級生が相次いで殺された事件に首を突っ込む文系メガネ女子大生。青春小説+柚木という感じで、柚木草平は事件解決のためにちょこちょこ出てくるだけなので、草平ファンには物足りないかも。若い人達に囲まれると柚木さんもおじさんですねぇ。でも、作者もあとがきで触れていますが、カッコ良すぎないか?柚木さん。
名探偵 木更津悠也 名探偵 木更津悠也
麻耶 雄嵩 (2004/05/20)
光文社

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自他共に認める名探偵・木更津悠也とそれを支える香月実朝の活躍を描いた短編集。一見、普通のホームズ・ワトソン系の2人ですが・・・。ワトソン役が独特な解釈で設定されており、なかなか新鮮。4つの短編ですが、だんだんパワーダウンしていくところは残念。2つの目の「禁区」がオススメ。
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