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某日。
朝まで起きて、日の出とともに寝る。
ほんとうに、しゃ、社会人か?俺・・・。

そして次の朝(*)、プラプラと開店と同時くらいに丸の内オアゾの本屋へ行く。
あー。朝の東京はいい。朝の丸の内はいい。本屋はガッラガラである。

人がいないのでスイスイ書店を回る。先日読んだ「冷血」も、良識の神経をえぐるような快作だったが、狂えるほどの怪物ではなかった。もともとミステリ読みなので、国内のミステリはだいたい読みつくし(といってもベストセラーはことごとく外していますが)、最近外国古典にはまっているのだ。
海外作品は、やっぱり数が多くて、未知なるものが眠っている・・・気がする。初めて読んだ時のトレヴェニアンやエリアーデ、ジョナサン・キャロル・・・あの幻想怪奇をもう一度!

なんて思いながら新潮文庫の棚を見ていたら、ロリータ(*)。そういえば古典も読まねばなぁ、と手に取って、しょっぱなからぶっ飛ぶ。

―ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。~ロ。リー。タ。朝、四フィート10インチの背丈で靴下を片方だけはくとロー、ただのロー。スラックス姿ならローラ。学校ではドリー。署名欄の点線上だとドロレス。しかし、私の腕の中ではいつもロリータだった。―

な、なんだこれ。戦慄である。
腰の炎って・・・なんだ?
その後もニンフェット講義やらなんやらを挟んで、あぁ、ロリータ、我がロリータ。
訳者のおかげもあって、ナボコフの文体の良さから言葉遊びまでしっかりと堪能できてしまう。
しかしこれ・・・読んでいていいのだろうか・・・?

噂どおり危ない本だー!これこそ幻想だー!と喚きながらベッドサイドに積んだ。






(*)実はここで2日分くらい働いているのだ。夜勤なのだ。眠い・・・。






(*)ロリータ
ロリータ (新潮文庫)


この表紙は作品のイメージにぴったり。素晴らしい仕事です。







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冷血 (新潮文庫)冷血 (新潮文庫)
(2006/06)
トルーマン カポーティ

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 カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。このあまりにも惨い犯行に、著者は5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行。そして犯人2名が絞首刑に処せられるまでを見届けた。捜査の手法、犯罪者の心理、死刑制度の是非、そして取材者のモラル―。様々な物議をかもした、衝撃のノンフィクション・ノヴェル。

 世界初のノンフィクション・ノベルと言われる「冷血」。カポーティの恐ろしいまでの密に入った取材結果から、自分が事件の渦中にいるような感じを受けるほど。  しかしカポーティが(おそらく)ペリーに対して残したと言われる文章、「同じ家で生まれた。一方は裏口から、もう一方は表玄関から出た。」はどこにあったんだろう。読み飛ばしてしまった。
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