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今回から、CDになっている落語音源のレビューもはじめました。
カテゴリの名は<ふるえる!落語音源>

この、「ふるえる」というコトバは「(感動のあまり)体がふるえるほどだった」
とか、「(背筋がぞっとして)知らずのうちに体が小刻みに動いていた」などの
症状を表しています。
「ふるえる」というワードに、疑問の声をたくさんいただいたので、念のため。
別にこわい噺だけ紹介するわけではないです。


今回は、八代目 林家正蔵「一眼国」
(このCDの詳細)
怪談噺・幽霊噺集成(クラウン)CRCY-10039
林家正蔵「一眼国」「年枝の怪談」

諸国を練り歩く巡礼(六部)が、見世物小屋をとりしきる香具師の親方の家へ、一晩の宿を借りる。近ごろ、いい見世物がなく困っていた親方は、一宿の恩と引き換えにと見世物になるような人間や化け物の話はないかとせっつく。六部がやっと思い出した話では、江戸から西へ百里ほど行ったところで一ッ目を見た、という。喜んだ親方はさっそく旅支度をして西へ西へと歩いて行ったが、日の暮れ時分になっても何も出ない。これは六部に騙されたか、と思ったその時、どこからか打ち出だす鐘がゴォーン。うしろから「おじさん、・・・おじさん」と呼ぶ声が聴こえる。振り返ると四つか五つの女の子が立っている。そばへよって覗き込むと、目が、一つ。これはしめたってんで小脇に掻い込んだトタン、女の子が「キャー」、悲鳴を上げた。しまった、と思ったがもう遅い。法螺貝の音(ね)がボォォォォォ、と響き早鐘がゴワンゴワンゴワーン。平らな地面から人が生えるようにあらわれ、あっという間に取り囲まれてしまった・・・。

大まかなあらすじはこんな感じ。
この音源の特によかったのは、終盤女の子が悲鳴を上げてから。
さすが怪談噺の名手、法螺貝の音が鳴るところから追手に取り囲まれるところまで、まるで夢に出てきそうな描写で語ります。
この音源は録音年月が不明なのですが、声の感じからして若いころの正蔵のようです。
正蔵のあの独特な語り口はちょっと、という人でもこれは楽しめるのではないでしょうか。実際、私はそうでしたねー。
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コメント
この記事へのコメント
こんばんわ。

怪談噺って、まだ未体験なんだよね~。
そうなんだ。先代の正蔵さんは怪談噺の名手なんだ。
興味かなりありです!

おいら最近は、志ん朝さんのCDばっかり買っているんだよね~。
2005/08/25(木) 22:51 | URL | 今松。 #-[ 編集]
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いつも書いていますが、僕は朝のウォーキング(散歩)の時にipodでpodcastを聴いています。最初の頃は音楽を聴いていましたが、なんせ音楽は繰り返し聴くと飽きます。常に新しい曲を聴こうとするとお金がかかるし、ジャンルをいろいろ代えてみたりと・・そうこうしているうち
2005/08/26(金) 01:28:50 | podcast日記。
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