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オンライン書店ビーケーワン:アイリッシュ短編集 4

 戦後日本に入ってきて多くの人気を得たサスペンス・スリラー作家、ウィリアム・アイリッシュの短編集。緊迫したサスペンスや茶化したようなユーモア作品、どんでん返し、と多彩な作風を味わうことができる短編集。
 「パリの一夜」なんてまるでコメディだし「生ける物の墓」は怪奇小説でキレがあります。ひと昔前の大都会を思い描くことができる小説です。作中のいろいろなアイテム、例えばレンガ壁であったり、街灯であったり、煙草のケムリであったり・・・。
 ファンサービスもあります。「窓の明かり」という作品の中で登場人物がアイリッシュの「幻の女」を読んでいると匂わせる文もあったり・・・。とてもオススメの作家。
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コメント
この記事へのコメント
「幻の女」ってコーネル・ウールリッチじゃなかったけ?

と思って検索してみると、成程。
ウィリアム・アイリッシュ名義で書いていた頃の作品か。

この人は作品も凄いけど、その生涯も大変ドラマチックで有名だ。
サスペンスの第一人者としての名声を確立しながら
第二次世界大戦後も、母と二人でボロアパート暮らし。
母が死ぬと転々とホテルを変え、孤独な生活を送り、1968年死去。
葬儀には数人しか出席するものもおらず、莫大な財産は全て
母校コロンビア大学に寄贈されたとか。

大学丸儲けやがな。

「私は生きるのには向いていない。私はそのことを学んだ。ただ芸術のみ向いている」
2005/08/31(水) 16:32 | URL | 権兵衛狸 #-[ 編集]
不遇な作家だったんですね。
コーネル・ウールリッチ伝とかいう伝記も訳されたそうです。
まだ読んでませんが。
2005/08/31(水) 17:56 | URL | 帽子空間 #-[ 編集]
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