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伝奇集 (岩波文庫)伝奇集 (岩波文庫)
(1993/11)
J.L. ボルヘス

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―数分間で語りつくせる着想を
      五百ページにわたって展開するのは狂気の沙汰である―

 夢と現実のあわいに浮び上る「迷宮」としての世界を描いて、二十世紀文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九‐一九八六)。本書は、東西古今の伝説、神話、哲学を題材として精緻に織りなされた彼の処女短篇集。<amazonより>
 プロローグにすべてが語られている。つまり「数分間で語りつくせる~」。本書ではこれを実践し、予言通り、狂気の書になっている。普通の人(私のような)が読むと八割は意味が分からない。残りの二割は知らない固有名詞である。ただ、イメージ的に共感できる物もある。たとえば「バベルの図書館」は、図書館内にある膨大な本をすべて読んだ人は絶対におらず、実際に読むことも不可能なのだが、図書館の中(秘密の場所)には、全ての本の内容が詰まっており、その1冊を読んだだけで全ての本を読んだことになる、すなわち「神の本」があるはずであるがどうしても見つからない、というような。たぶん図書館のヘビーユーザにはたまらない短編だと思う、「バベルの図書館」だけだが。
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伝奇集 (岩波文庫)(1993/11)J.L. ボルヘス商品詳細を見る はじめてのボルヘス。 ラテンアメリカ文学ということで、難解だと思っていたら案の定で...
2008/09/01(月) 00:51:15 | バックドロップキックス
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