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某日。
ついに、一箱古本市当日である。
いままでちまちまと準備のようなことをしていたのだが、肝心の本の箱詰めや釣り銭準備や自分の出す本の準備や看板の作成やカッターやガムテープや封筒やらのこまごまとした道具の準備をしていなかった!
というより、今まで何してたんだ?おれ。

というわけで、古本市前日の夜勤明けの昼間から夜までの間でどりゃぁぁあ、と一気に片付ける。
その間に、プリンタがVista対応になってなくて、Vista用ドライバ入れたら動いたけどインクがなくて、インク入れたら、実はインクヘッドが壊れててカラー印刷ができないので、ネットカフェに行ってカラー印刷しようとしたら1枚50円も取られて、出てきた印刷物は印刷位置がずれてて結局使えなくて、なんだこりゃー、なんていうドタバタを繰り広げ・・・。
つ、疲れた!

当日朝、カロリーメイト+ポカリスエットの大塚製薬コンビネーション*をいただいた後、本がカチカチに詰まった段ボールを両手で持ち、手提げを抱え、リュックを背負って、武装してハングライダーに乗る人のようになる。なんかモッサリである。

古本市会場の光源寺までタクシーで乗りつけ(このタクシーの運転手が遠くからゴテゴテ装備して歩いてくる私を見てか見ずか、常にニヤニヤしていた。なにかおかしかったんだろうか・・・)、他の店主の方々やお手伝いの方々と合流。箱に本を並べるレイアウトを決めたりして、実際販売開始になってからはもう時間がたつのがあっという間。ちなみに一番最初に売れたのは式場隆三郎『二笑亭綺譚』*でした。

お昼ぐらいから、売り場の店主をこのまま放っておくと次々と本を買って破産しそうなH氏におまかせして、他の店をプラプラ冷やかし。と、むむっ!あれは談志師匠(の独演会ビデオ)じゃないか!でもビデオである。うちにはビデオデッキがなくDVDならなあ、などと思い明らかにビデオのパッケージを手にとって、店主の人に「これDVDですか?」とか聞いたら、したり顔の店主が奥からごそごそと怪しいCDを取り出す。

主「ぬっふっふ、旦那。こんなのありますぜぇ」
私「・・・!こ、これは快楽亭ブラックの禁演落語集!」
主「今ならお安くしときますぜ」
私「ぬふふ。そちもわるよのう」
主「ぐはははははは」

というようなアイコンタクトをコンマ1秒の間に行い、即座に購入する。
アンダーグラウンド落語の教祖とも言うべきブラックのCDが馬鹿安で買えた。これぞ運命の出会いである。

うろうろして戻ってくると、店のお手伝いが増えてる。10人いや、11人いる!*
な、なんだろう。古本市なんだけれど、立食パーティ会場のような状態になってる。でもやっぱり、人は人に引き寄せられるもので、お客さんも次々とやって来てお祭りだ!これぞ、お祭りだー!

わあわあやりながら古本市終了後、売れ残った本をまとめてダンボールに詰め込んだら、朝持ってきた時より、重い。なんとか担いで持って帰ったものの、腕がぷるぷるになる。昔、古畑任三郎のDJおたかさん(桃井かおり)のエピソードで、全力疾走した後で腕が震えて、レコードの針を落とせないシーンがあったけれど、それを思い出し、急にどっと疲れる。

夜、売れ残った岩井志麻子の「ぼっけえ・きょうてえ」を読む。表紙の甲斐庄楠音作「横櫛」に描かれた女性が、なんとなく岩井志麻子にそっくり*で、表紙から「読め~、読め~」と怨念が送られているようで、小説よりも怖くなる。


















*大塚製薬~
病気の時、ちょっとした栄養補給にばっちり。実は2つとも大塚さんである。





*二笑亭綺譚
定本 二笑亭綺譚 (ちくま文庫)
建築執念の塊みたいな本。深い穴。














*11人いる!
11人いる! (小学館文庫)
もう記憶に残ってないほど昔に読んだ本。






*岩井志麻子そっくり
てことは怖い影のある美しい女ってことですね、志麻子さん。きょうてえきょうてえ。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)





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