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某日。
朝起きて、しばらく音楽を聴いて、読書会に出かける。
読書会なるものは初めてで、少し緊張する。
会そのものよりも、開催場所が代官山とかいうところのオシャレさんなカフェで、オシャレさんではない私は、そんな街へ行くと一歩も動けなくなってしまうのだ。

読書会とは、あらかじめ同じ本を読みあって、お茶でもしながらワアワア話し合うというもの。
おぉ~、なんか映画の「ジェインオースティンの読書会」*のようである。

じっさい代官山はファッション系の店やカフェなどが多く、なんかゾロッとした感じの自分がむちゃくちゃ浮いてる・・・。カフェなんて、どこもオープンカフェになっちゃっててものすごく憧れである。そういえば、昔、オープンカフェに憧れるのは田舎モンだとか言われた・・・。でもオープンカフェで昼間から飲むのは、やっぱり至福である。

ちなみに課題本は大西英司の「神はサイコロを振らない」*で、プチSFチックな感動もの・・・らしい。
あらすじは、10年前、フライト中に消息を絶ち行方不明になっていた飛行機YS11が、当時行方不明になっていた乗客を乗せたまま突然現在の羽田空港に帰還する。戸惑いながらも再会を喜ぶ家族たちに降りかかる運命とは。
うーん、SFが苦手な私は、読書会がなかったら絶対読まないだろう本だ。特にこの作品は、実際に起きたSF的な事の解説をしようとしているんだけど、いまいち納得ができないのだ。A+B=Cという形式のSFだとして、AもBも作中には出てきているのだけれど両方ともブラックボックスになってしまっていて、足し合わせるとなぜCになるのかがさっぱりわからない!という感じ。これがミステリだとAもBも日常に根を張るものでなくてはならず、ブラックボックス化することも少ないので、納得することができるのだけど・・・。

などとワアワア言っていたら、今度はSFの難しい話になってよくわからなくなる。そういえば、ぜんぜん作品の良し悪しに触れてなくて、SFとはというような話しかしていなかった!

夜、今はなき白亜書房から出たコーネル・ウールリッチの短編集「踊り子探偵」*を読む。!!!もう感動と鳥肌の嵐である!
読んだこともある短編もちらほらあったので、ふふーんと読んでいたのだが、パルプフィクションの王道を行くような「黒い旋律」でむむっとうなってから「妻がいなくなるとき」でもうページをめくる手が止まらなくなった。一気に読んでしまうほどのド迫力で、次から次へとたたみかけるような場面展開。ウールリッチが得意とする、いなくなった恋人を探し続けてさまようというタイプの初期の作品。最後まで読み終わったら朝になっていたので、ベッドサイドに積んで寝た。










*ジェイン・オースティンの読書会
ジェイン・オースティンの読書会



*神はサイコロを振らない
神はサイコロを振らない (中公文庫)











*踊り子探偵
踊り子探偵―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈2〉 (コーネル・ウールリッチ傑作短篇集 2)
最初から最後までロマンスの嵐で毛穴が全開するような話です。





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