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ハマースミスのうじ虫 (創元推理文庫)ハマースミスのうじ虫 (創元推理文庫)
(2006/08)
ウィリアム モール

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★★★★☆
キャソンは訝った。あの銀行家はなぜあそこまで酔おうとしているのだろうか。

"どうしてあんなことするのかしら"
"あんなことって、なんだい?"
"犯罪者狩りのこと"
"好きなんだろうな"
"そう、かわいそうな人。何もかも自分の中にため込んで、腹を立てることになるのよ"

 ハマースミスに蠢くうじ虫。相手をだまして犯罪を犯すバゴット、それを捕まえようとして罠を張り続けるキャソン、実はその二者は正反対の位置にいるようで、共に人間からは遠のいてしまったうじ虫なのだ。
推理小説などでは神のごとき探偵。その人間性と、謎を解く時、犯人を追いつめる時の貪欲な欲求は犯罪者のそれにも勝るとも劣らないものなのだー!抜群である。
 
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