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半落ち
横山 秀夫〔著〕









 アルツハイマー病と診断された妻を殺害し自首してきた警察官・梶聡一郎。動機やその経過は明らかにするが、殺害から自首までの2日間の行動だけは決して語ろうとはしない。完全に落ちない、半落ち―。梶の、この2日間に秘められた想いとは・・・。
 映画化などで話題になった半落ち。警察小説ではあるが、その焦点は華やかに犯人を挙げる刑事たちではなく、その後ろで警察組織を支える管理部の人々。犯人の逮捕後、警察・記者・検察・弁護人・裁判官・刑務官などの間にわだかまる感情や空気を、それぞれの視点から梶聡一郎の事件を追っていく。お互いの関係や取引などが生々しく、まるでドキュメンタリーのような小説。しかし、梶が自首した理由、2日間の行動を黙秘する理由。悟りを開いたような人間は、なるほど、澄んだ目になるのだろうか。
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著者:横山秀夫 現職の警察官がアルツハイマーに苦しむ妻を殺したと自首してきた。被
2005/10/24(月) 08:54:09 | たこの感想文
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