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黒の貴婦人
西沢 保彦〔著〕









 独特の世界観とそのパズルのような推理を展開させる西澤保彦の(タック・シリーズ)8冊目。5つの物語からなる中・短編集。タック達4人が飲み屋に行くと毎回定刻に現れる白い帽子を被った貴婦人の謎、老人が死ぬ際に残した遺言「ジャケットの裏の地図」の謎など魅力的な謎とその推論集。
 ただの想像だけど、という言葉とともに推理が展開される。このシリーズの主人公タックの推理はほとんど証拠もなにもなく、ホントに想像。しかしその推理を元に捜査を進めていくと(話によっては想像でおわっているものもあるが)事件が解決した、というようなものが多い。言われてみればもっともな推理とそのキャラクター性によって少なからず納得させられてしまう。ある意味では謙虚なホームズと見ることもできる。このタックシリーズは主要人物4人の描きわけが非常に上手く、シリーズ物として実におもしろく次作がまちどおしいほどの良さなので是非おすすめします。
長編は
「彼女が死んだ夜」 角川文庫
「麦酒の家の冒険」 講談社文庫
「子羊たちの聖夜」 角川文庫
「スコッチ・ゲーム」 角川文庫
「依存」 幻冬舎文庫
の順番。
短編集は特に順番はなく
「解体諸因」 講談社文庫
「謎亭論処」 祥伝社ノン・ノベル
「黒の貴婦人」 幻冬舎文庫
が出ています。
おためしあれ。
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10月に突然始まった、西澤保彦ブーム。もちろん、私的なブームなのだけれど(笑)。気に入ったのは「タックシリーズ」。ちょこちょこ読み集めているのだけれど…麦酒の家の冒険スコッチ・ゲーム仔羊たちの聖夜依存黒の貴婦人こんな感じで読みました....
2005/12/13(火) 22:05:46 | PEACH PEACH DIARY
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